みつばち保険ファームエキタきたなら店 の日記
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■column■<千葉県のお盆>
2014.08.14
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ただいまお盆の真っ最中ということで、今日は当店のある千葉県のお盆について書いてみようと思います。 そもそもお盆とは、ご先祖の霊があの世から戻ってきて、家族と一緒に楽しいひとときを過ごし、またあの世に帰っていくという、日本古来の信仰に基づく行事です。 東京などの都市部では7月13~16日に行うことが多いようですが、一般的には8月13~16日に行われています。 千葉県の上総地方では、笹や藁で装飾品をつくり仏壇の飾り付けをし、ナスとウリにオガラを刺して馬と牛を作り、仏壇に団子をあげたりするそうです。 また別の地域では、真菰(マコモ)というイネ科の植物で作った精霊船(盆船)に、お盆中に供えた供物を載せ川に流すという風習もあるそうです。 多くの地域でナスやキュウリにオガラや割り箸をさしたものを馬と牛に見立てて作りますが、これには面白い理由があるようです。 キュウリは馬の例えで、ご先祖さまが少しでも早くこちらへ来られるようにという表現で、ナスは牛。お盆が終わってあの世へ帰るときはのんびりゆっくりと帰ってくださいね。という意味だそうです。 でも時代の流れか、最近ではこれらの伝統行事はやはり少なくなってきているのも否めませんね(^^;)できれば守っていきたい日本の行事ですね。