みつばち保険ファームエキタきたなら店 の日記
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■information■<海外の医療費事情>
2014.08.29
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昨日のブログは海外の医療費のことを少し書きましたが、今日は海外でも特に医療費が高いといわれているアメリカについて、なぜ医療費が高額になってしまうのかその背景を調べてみました。 そもそもアメリカでは、医療行為や検査に関する価格を各病院が自由に設定できるのです。名医と呼ばれる医師や、最新医療機器を有する病院は当然のごとく医療費も高額になり、果てはどんでもない金額が請求されてしまうようです。 そのため、患者側も「些細なことでもすぐに医療裁判で訴えて、少しでもお金を取り返してやろう」とか「こんなに大金を支払ったのだから、それに見合った過剰な満足度を要求する」という姿勢になる傾向があります。この「患者側の姿勢」が、今度は逆に医師側に自己防衛として「訴訟を起こされないよう、見落としがないよう、過剰なくらいの検査をしなければ」と、過剰検査をするという悪循環が生まれてしまうのです。 これらの事態を重く見た政府も、現在「オバマケア」なる、アメリカの医療保険制度を改革する法律を成立させました。 アメリカは日本と違って国民皆保険ではなく、各自が民間の医療保険に加入するシステムになっています。しかし、経済的な問題を抱えている人たちは、まったくの無保険状態。その無保険の人たちを対象に、民間より安価な公的医療保険への加入を義務付ける制度がこの「オバマケア」です。 自由の国アメリカが抱えるこの医療費の問題、オバマケアが奏功するといいですね(^ω^)