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■information■<先進医療:多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術>

2013.09.02

“先進医療”の中に『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』なんて、噛まずに言えるか難しい名前の手術があります。 この『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』ですが、数ある先進医療の中でも最も年間実施件数の多い手術で、平成22年~23年の1年間で約3000件の手術が行われました。 これは先進医療の中でもかなりポピュラーでハードルが低めと言えるのでは?ということで、今回はこの『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』ってどんな手術なのかの紹介をしますね。   もう、一言でいうと、「遠近の視力が回復する白内障手術」です。 では具体的にどんな手術なのかというと。 通常、白内障の治療では、濁った水晶体を取り除いて、代わりに眼内レンズを入れるというものです。しかし、一般的に使われている眼内レンズは遠くか近くの一方しかピントが合わないため、治療後にメガネが必要です。 一方、多焦点眼内レンズは複数の距離にピントが合うのが特徴で、遠近の視力が回復しメガネに頼ることが少なくなります。手術時間は10~15分程度で痛みもなく、身体への負担の軽い手術です。   そしてやっぱり気になるのがその費用ですよね。 医療機関にもよりますが、片目30万円~50万円ほどだそうです。ううーん、やっぱり安くはないですね。メチャクチャ高くもないけど、やっぱり全額自費でまかなうとすると大きい出費です。 それでもやっぱり、ちゃんと治して快適な生活を送るためにはぜひ受けてみたい手術ですよね、たしょうてんがんないレンズをもちいたすいしょうたいさいけんじゅつ。

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