みつばち保険ファームエキタきたなら店 | 日記 | ■information■＜不妊治療に民間保険が適応になる日＞

今年５月に、金融庁で「不妊治療にかかる費用を賄う民間の保険商品解禁」を検討していることが明らかになりました。 新聞の記事によると、『保険会社に多様な商品開発を促し、個人が自分の家族構成や生き方に合った保険サービスを選べるようにする。不妊治療についても、その治療にかかる高額な治療費を軽減するための商品を検討しよう。』という内容。 少子化が問題視されている日本ですが、妊娠希望でもなかなか赤ちゃんを授からず、不妊治療に臨んでいる方々も大勢いらっしゃいます。 でも、全額自費で負担しなければならない高額な治療費を賄いきれずに、途中で断念せざるを得ない場合も少なからずあります。 例えば、一度の体外受精にかかる費用はだいたい３０万～４０万円程度。さらに、顕微授精となると５０万～６０万円にもなります。 「特定不妊治療費助成事業」という公的な助成もありますが、補助費用は１回の治療につき１５万円で一年度につき２回までを上限に支給されるのみで、残りは自己負担。 １５万円の助成金でも、無いよりは断然良いですが、それでも何度か治療すれば自己負担額はそうとう高額になってしまいます。 これらを、民間の保険で保障される日がくれば、日本の少子化問題も少しは改善されるのではないでしょうか！？ とはいえ、不妊治療費を賄う民間の保険商品の解禁が検討されているといっても、まだまだ検討段階のお話です。 特定不妊治療の民間保険が実際に適用されるには、数年かかるようです。いち日も早く、適応される日がくるといいですね！